工場経理マン雑記

学生時代には経理になるなんて全く考えてなかった人のブログ。経理の実態、就活などについて思うこと書きます。

経理として就職するには

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就活、それは闇のゲームでもあります。

 

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今回は経理として就職することの難しさについて考えていきます。

 

 

経理希望で就職するのはかなり難しい

就職活動では、「学生時代にがんばったこと」「志望理由」が非常に大事です。

とくに、面接の回数があがっていけばいくほど、志望理由の強さが重視されます。

それはそうです、企業からしたら、せっかく内定をだした人材が、

ほかの企業にいってしまったら大変なことですから。

 

就活生もそれがわかっているため、志望理由を固めていきます。

そこで、気付く人もいるかもしれませんが、スタッフ系(経理や人事)

の職につくことを前提とした志望理由は、大変差別化しにくいのです。

 

就活生は面接官に「それってうちでなくてもできるよね?」と言われること

を恐れています。

 

「私は〇〇がしたい」

 

「それは御社でしかできない」

 

「だから第一志望です」

 

というのがきれいな道筋であり、最もシンプルでわかりやすい志望動機です。

 

例えば、メーカー営業であれば、

その会社にしかない製品などから導かれる会社の特徴とからめて、

話をすればよいのですが、経理や人事はどの会社にも存在している

ため、差別化して話すのが困難です。

 

最終面接になったときに、「この子の志望理由は弱いな」と思われると、

かなりダメージが大きいはずです。

 

以上のことから、最初から、志望理由を差別化しにくい経理・人事など

を希望するのは、残念ながら戦略的ではありません。

そもそも数もすくないですしね。

 

(簿記1級や税理士簿記論など資格をもっているなら話は別ですが)

 

企業は結局、従順な人材がほしい

よくある面接官からの質問で、

「当社に入社したとして、3年後、5年後にはどうなっていたいですか?」

という類のものがあります。

 

これ、一つの矛盾はらんでいます。

 

就活生は、この質問に対して、真面目に答えるために、

「1年目は〇〇部署で~を経験した後、

3年後には~して経験をつみ、

5年後には◇◇をしていたいです。」

 

などといった回答を用意します。

(知らなかった方、必ず用意してください。聞かれますよ。)

 

ところが、実際入社してみたら別の部署だったということが

非常に多くあるのです。

 

就活のときに、真面目に将来のキャリアを考えれば考えるほど、

思い通りのキャリアを描けなかったときに、違和感が大きくなってしまうのです。

 

多分これは、面接官の方からすると、

志望度の強さや、論理性などを見ているだけで、

就活生がなにをしたいかなんて、大して見てないのではないかと思います。

 

だから、最終面接でずっと営業志望で来た就活生に

経理でもいいですか?人事でもいいですか?それでもうちにきますか?」

と最後の最後になって聞くのです。

 

就活生の多くは、例えば営業なら、「営業」という職種につくことが

前提で自分の志望動機を固めてしまい、それ以外に目がいかず、

ここでうまい受け答えができずに、脱落します。

 

結局、企業は従順な人がほしいんです。

会社の思い通りに配属を受け入れるひとは出世もしやすい、

気もします。それがいいかどうかは置いておいて。

 

一般論として、経理志望での就活は難易度が高いよ、ということでした。

 

 

 

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20代の僕が思う昨今の選挙状況

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 小池さん、やりすぎでは?

 

最近、小池さんのつくった、希望の党が話題ですね。

小池さんといえば、東京都知事選で、見事当選された

今非常に注目度の高い政治家の一人です。

 

都民ファーストの会を結成するなど、その活動は多岐に渡っています。

 

ただ、今回の国政介入には少々違和感を感じています。

 

そもそも都知事としての公約って、いくつ果たせたのでしょうか?

小池さんが人気なのは、知名度が高かったり、築地問題で石原都知事(当時)

と戦ったりなど、色々あったとは思うのですが、

 

いまはもう都知事なんだから、都知事としての成果で評価されるべきではないのでしょうか。

 

また、都民ファーストの会の代表を辞任した理由も、「知事職に専念する」ため

であり、国政介入は、これとも矛盾しています。

 

政策のことがよくわかっていない若い人でも、何か矛盾するなぁと

感じるのではないでしょうか。

 

また、築地で働く人々からしたら、築地問題が取り上げられず、

小池さんが出馬するかどうかなどに関心がいくのは面白くないでしょうしね…。

 

なんというか、「小池百合子」という実態のない何かがふわふわそこら中を浮遊している感じで、あまり気持ちがよくありません。

都知事としての小池さんは、もちろん応援しています)

 

 

立憲民主党にはこれを機に頑張ってほしい

 

投票するかどうかは別問題にしても、これまで迷走が続いていた(個人的にはそんな気がしています)旧民主党、つまり、自民党から民主党への政権交代を担った人たちには、これをチャンスと見て挽回を図っていってほしいなと思います。

 

新しくできた希望の党は、政策内容が不透明(自民党とそこまで大きく変わらない?)ですし、

 

本来、人気や、規模ではなく、政策で勝負するのが、あるべき政治家の姿なのかなと

若輩者の僕は思います。

 

そういう意味で、立憲民主党の、希望の党に迎合せず、自分たちの思う「政策」

を地道に貫いていく、その姿勢には、ある程度共感できます。

 

また、代表の枝野さんですが、東日本大震災のときには、何度も会見をこなし、

テレビ越しでも懸命さが伝わってきました。

 

当時僕は、高校生でした。

 

そういった姿勢が、政治家に限らず、人として、大事なのではないかと

個人的には思いますが、今の多くの政治家の人たちは、どうなんでしょうか。

 

政策や、権力や、派閥?のことなどは、よくわからなくても、

地道に頑張る姿は、若者にも響きます。

 

いまの政治に関する報道をみていると、ただ単に数を多くとるのが目的の

「政治ゲーム」の様相がしてきてしまって、残念です。

 

何事も地に足ついてやっていくのがいいですね。

 

 

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キリンの飲み会から考える飲みニケーションの是非

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会社生活の永遠の課題、「飲みニケーション」。

 

僕が社会人になってから思う「飲みにケーション」について、

以下に述べていきます。

 

 

1.上司からの誘いは断れない

業務が終わってさあ帰ろう!と思っていたときに上司から「今日この後予定ある?」

と聞かれると、「特にはないですけど・・・」と多くの人はなってしまうと思います。

 

ここで咄嗟に嘘をいってごまかせればいいんですが笑

 

そういうのは事前に言ってほしいですよね。

仕事の後の時間は自由に使ってよいはずですから、上司の方は、

相手がいくら部下であっても、

予定を確認してから、事前に誘うというのが礼儀だと思います。

 

僕も、会社の懇親会が終わって帰宅後に、完全に酔っぱらった上司から3~4回電話がかかってきて、別の居酒屋に呼ばれたことがありました…。

 

しかもその人は帰宅した妻子のいる部下に10回以上電話かけてました…。

 

こうなったら断れないですよね。まあその部下の人は結局最後まで電話でなかったですが笑

 

 

2.結局本音はいえない

飲み会で部下の本音が聞きたいという人は多い気がしますが、部下からしたら、

本音なんか言えません。

仕事で言えないなら飲み会でも言えないのが普通だと思います。

 

キリンの飲み会ではないですが、結局上司からの一方通行になってしまい、

それが説教や武勇伝に繋がってしまうのではないでしょうか。

 

 

3.拘束時間が長すぎる。

というか僕は2次会というのは日本の悪しき文化の最たるものと考えています。

 

たまにあった友達とかならわかりますよ?

 

昔話に花を咲かせて、話し足りなかったので、次の店いこうか!となるパターンです。

 

ですが、会社の人たちとは毎日顔を合わせているわけであって。

なぜそこまでして会社の人と一緒にいないといけないのかわかりません。

 

改善点などがあるなら、ワードとかでまとめて、会社で本人に伝えた方がはやいとおもうんですがね…キリンじゃないですけど…

 

そしたら長くても20分とかで終わりません?笑

部下も酔ってなくて頭がさえている状態なんだからよりはっきりと伝わるのではないのでしょうか。

 

4.特定の人と飲みに行くと逆に立場を悪くする

工場は特に閉鎖的な環境なのかしらないですが、

特定のひととばかり飲みに行っていると、職場のおばさまたちの心象を

悪くしますよ~。

 

僕は、昼休みに職場のおばさまたちとコーヒーを一緒にのむ機会がおおいのですが、

彼女たちのそういう噂を広げる力ってばかにならないですよ~。

 

5.勉強や自己投資の時間を奪う

会社の人と飲みにいって、自分のためになる話も聞けるかもしれません。

でも、中には、仕事後の時間を勉強や自己投資に使いたいという人もいるはずです。

 

そういう時間を飲み会で奪うのは、会社にとってもプラスにはならないのでは

ないでしょうか。

また、次の日の朝に勉強するということも、場合によっては行いずらくなってしまいます。

 

最後に:ただ、僕は、飲みニケーション事態を否定しません。

説教と武勇伝がなくて、拘束時間が短い(終わりが決まっている)なら、

飲みニケーションは悪くない、と僕は思うのです。

 

ただ、こんな簡単なことなのに、この三拍子(説教なし・武勇伝なし・二次会なし)を実行できる人が少なすぎる。

残念ながら僕はまだこういう上司にあたったことがありません。

 

 

他部署の人や、メールや電話でしかやりとりのなかった人と知り合えることで、

仕事が円滑になることもあります。

 

飲みにケーションのこういった正の効果を最大限発揮するためには、

いろいろと条件が必要だと思いますよ。

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まったく夜が明ける気がしないキリンの飲み会(ガイアの夜明け)

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9/5に放送された「ガイアの夜明け」について、キリンの飲み会が酷すぎました。

 

内容はどういうものかというと、今期、目標を大幅に未達となってしまいそうな部下に対して、その上司が、会議後の飲み会で、説教をはじめます。

 

「覚悟が足らん」

「今のまま10年後になったら下の子がついてこないでしょ」

「お前どれだけやっとんねん」

「できるやろ」

「やれや」

 

これに対して、それを聞いていた部下が涙ぐむ場面が放送されました。

 

ナレーションに違和感を覚えたのは僕だけでしょうか?

 

そもそもナレーションがおかしいのです。

会議の場面が放送された後、飲み会に場面が切り替わるタイミングで、これから「本当の会議が始まります」といった趣旨のナレーションが入りました。

 

じゃあその前の会社の会議はなんだったんですか?遊びですか?

 

上司の方も言いたいことがあるなら、その会議で言えばよいのです。

 

自分を評価する人間が誰もいない居酒屋という閉鎖的な空間で、安全地帯からモノをいっているようにしか見えませんでした。しかも酒に酔った状態で。

 

そんな状態で精神論だけ語られても、全くもって説得力がありません。

 

 

でも実際は会社の「会議」の場でその上司が同じことをいうのは難しい

 

日本起業には往々にして、部下を飲み会に連れていって、そこで本音を聞きたいみたいな人が少なからずいます。

 

「会議だと思ってることを言ってくれないから」とか「本音を言ってくれないから」とか、上の世代の方々は思っているようです。

 

違いますからね?会議や公の場で部下に本音をいわせられないのは単なる上司の力不足ですからね?

 

勝手に若い人たちや部下のせいにするなと言いたい。

 

そして会議の場では黙って聞いていた上司さんが、居酒屋になるとあれだけ喋り始めるというのは、周りからの評価を気にして、会議では言わないという保身の表れだと思います。

 

会議で発言するということは、他に不特定多数の人たちがその話を聞いているわけで、変なことは言えないのです。

 

会議の場でパワハラまがいの発言をしたら、自分の評価にも関わって来る可能性があります。

 

会議に出席していた同僚や同期に白い目で見られる可能性もあります。だからこそ、会議ではなく、自分を評価する人間がいない、居酒屋という場所を選んで、言いたいことだけいったのではないでしょうか。

 

そこをぐっと抑えて、論理的に、建設的なアドバイス「会社」で行えるのが、よい上司なのではないでしょうか。

 

最後に、

居酒屋で

「できない 知らない やだ」

「そんなやつにリーダーはやってほしくない」

と言ってましたが、

 

その話を聞く、周りの人達の目が完全に死んでいることに気づかない、あなたにこそ、リーダーはやってほしくないな、と、20代の僕は思ってしまいました。

 

 以上

 

 

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経理と簿記

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経理は簿記をとならきゃダメ!?

簿記の資格を取っておくことは、経理業務を行う上で、役に立つのだろう、と世の中の多くの人が考えていると思います。

 
結論からいうと、経理は簿記の資格を持っていなくてもできます。強いていうならば少なくとも3級だけは取っておくとよいかも知れないですが。
 
僕の職場の先輩たち(40代)の中には、 簿記3級以上は持っていないにもかかわらず、長年経理を続けている方々が複数います。彼らは現場の問い合わせにしっかりと受け答えているし、会計知識も豊富です。
 
そんな中、僕は昨年11月に簿記2級を受けました。学生時代、3級にあと1点で落ちるという大失態を犯していた僕は、なんとしてでも合格したかったのですが、運良くうかることができました。
 
しかし、僕は、簿記2級を勉強しなくても業務自体は続けられるであろうことには気づいてました。
 

なぜ簿記を取らなくても経理はできるのでしょうか。

その理由を自分なりに考えてみました。 

 

1.原価計算は個別に勉強が必要 

原価計算は、各会社ごとに仕組みが違っており、会社独自の分析をするため、簿記を取っても取らなくても、社内原価計算システムの理解のために勉強をしなくてはなりません。その過程で結局は原価計算知識を習得することになります。

 

 2.計算はシステムがしてくれる 

 

実務で問題になるのは、費用の判断です。これは人にしかできません。例えば、棚を購入した時に、これがどういう費用にあたるか(消耗品?固定資産?など)は、人が確認しています。 

 

簿記ではこの判断を問う問題はほぼありません。固定資産なら固定資産、とすでに問題に記入されていて、その事実が変わることはありません。

 

 また、仕訳も、実務ではシステムに登録されている勘定を使用すれば良い(例えば、関係会社への請求の伝票であれば、候補として「○○勘定、△△勘定etc」とでてくる)ので、そこまで難しくありません。また、同じような処理で過去にどのような仕訳をしたか参照することもできます。  

 

3.税務知識も必要

 

 会計の世界と税務の世界は似ているようで、そのルールは異なる部分も多くあります。 

簿記で学習できるのは会計の知識(2級までの範囲では、計算方法と財務諸表の作り方くらいしか触れませんが)のみですが、経理は会計知識と税務知識を総動員して判断を下さなければなりません。 

 

簿記をとっていても、税務知識がなければ、判断できないことも多くあります。必要最低限の会計知識を、経理の仕事をしながら覚え、さらに税務の知識も同様にして身につければ、経理の仕事はできます。  

 

4.簿記の知識を使うかどうかは、会社ごと、部署ごとに異なる。

 

 僕はメーカーに勤務しているため、簿記2級の原価計算の考え方はためになると考えていますが、メーカー勤務でなければ、重要度は落ちると思います。 

 

簿記の資格は、基本を幅広く扱っているため、実務でその知識を使うかどうかは、結局のところ、所属する組織ごとに変わってきます。その組織で仕事する上で必要な知識を、仕事をしながら身につけることで、対応できるもの、もしくは、経験してみないとわからないこと、が多くあるのです。     

 

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簿記3級に落ちた僕が社会人になって働きながら独学で簿記2級に合格した方法

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経理といえば簿記…

そんな強迫観念のもと、僕は簿記2級を受けました。

しかし、僕は大学のときに簿記3級を受験しており、見事に落ちた経験があります笑

そんな反省をいかし、2級は一発合格を目指し、受験に望みました。

 

ちなみに、3級はその後うけていませんので、不合格のまま、上書きされていませんが、それでも簿記2級に合格することは可能でした。

以下に簿記2級に合格した方法を述べていきます。

 

 

使用したテキスト

 

資格大手のTACが出版している「よくわかる簿記シリーズ」の

合格テキスト日商簿記と工業簿記1冊ずつ)と過去問集です。

本当にお世話になりました。

 

 

 

ちなみに、簿記2級だと以下のテキスト(「スッキリわかる」シリーズ)と悩む方も多いと思います。

こちらの方が安いですし、内容もかわいいキャラクターがでてきて、ビジュアルでも楽しめます。僕は、どちらも持っていましたが、網羅性の観点から、少々割高ですが、

「よくわかる簿記シリーズ」を採用しました。網羅性が高いため、過去問で悩んだ時に、辞書的に問題や、例題を探せるのが「よくわかる~」の良い点かと思います。

 

 

勉強の流れ

 

7ヶ月前(5月中旬~) 工業簿記の勉強を始める
5ヶ月前(7月下旬~) 商業簿記の勉強を始める
2か月前(9月下旬~)テキストの総復習を開始
1ヶ月前(10月中旬~) 過去問
受験(11月下旬)
  *ちなみに、僕が受験したのは2016年11月試験です。
 
4月に工場経理に配属が決まり、生活も少し落ち着いてきた段階でテキストを購入し、まずは工業簿記の勉強から始めました。簿記2級は、工業簿記商業簿記という2分野に内容が分かれており、工業簿記は、原価計算などの内容を含んでいます。
 
最初はテキストを読んで軽く問題を解く程度で、7月までに工業簿記のテキストの基本問題を一周する計画でした。この頃の勉強時間は1日一時間くらいでした。
 
7月になり、商業簿記の勉強を始めました。テキストを読むと同時に、覚えるべきことや、重要なページはコピーしてノートにまとめるようにしました。
 
9月からは、テキストの問題の復習をはじめました。
とはいっても、重点的に取り組んだのは、「本試験レベル問題」です。
よくわかる簿記シリーズでは、問題が、「基本例題」と「本試験レベル問題
に分かれています。本試験レベル問題は、その名の通り、本試験に近い形式の問題となっています。
 
基本例題は、本試験レベル問題で躓いた場合だけ、戻って復習しました。
基本的には、一周しかしていません。
 
そのかわり「本試験レベル問題」はすべて、4~5回は解きました。
これが完璧にできるようになれば、過去問でもある程度までは太刀打ちできるはずです。
 
10月になり、試験一ヶ月前になる前のタイミングで過去問を解き始めました。過去問は同じシリーズの本を使用しました。
 
さすがにこの頃は、土日は図書館で7〜8時間、平日も2時間は勉強しました。
 
  

ポイント1:工業簿記から取り組むべし

 

簿記2級において、工業簿記から勉強を始めることは戦略的に非常に重要なポイントだと思います。
 
なぜなら、商業簿記より、工業簿記の方が安定して得点を取りやすい傾向にあるからです。
 
商業簿記は、精算表やP/L、B/Sを作成させる問題がほぼ必ずと言っていいほど出題されるので、いくら勉強していると言っても、どうしても時間との戦いになります。また計算ミスなどもしやすい分野です。
 
これに対して、工業簿記の方は、解法さえわかってしまえば、一つの問題を解くのにさほど時間はかかりません。また、安定して得点をしやすく過去問と同じような問題が何回も出ているので、解答しやすいのです。
 
効率よく2級に合格するためには、得点しやすい工業簿記から勉強をはじめるべきかと思います。
 
 

ポイント2:問題を解きながら解法をノートにまとめるべし

 

テキストが非常にわかりやすいため、テキストをコピーしてノリでルーズリーフに貼り、それをファイリングして、復習のときに見るようにしていました。また自分で自分を騙すような問題をつくり、まとめていました。
(基本的にはテキストをコピーして、重要な部分を修正テープで隠し、問題を作りました。)
 
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ノート化は、わからない部分のみ行えば十分です。あまり時間をかけないようにしましょう。とはいえ、自分が覚えられなかったり、当初わからなかった部分を一つにまとめているのはとても大切なことです。とくに社会人だと、短期集中で勉強をするのが難しいため、長く覚えているためにも、ノート化はおすすめです。
 
 

ポイント3:過去問は早い段階で解くべし

 

僕は過去問を始めたのが試験の1ヶ月ほど前でしたが、もっと早くから始めていればよかったと後悔しました。
 
2級にも、出題されやすい分野と、明らかに出題の可能性が低い分野とがあります。これは過去問を解いていればわかります。
 
過去問を解いていく途中で、テキストで出題可能性が低い分野を無駄に勉強してしまったことに気がつきました。
 
たとえ知識が固まっていなくても、一度何年分か解いてみて、傾向を掴んでみると良いかもしれません。
 
 

ポイント4:過去問テキストの最初のまとめは最強

 

そして僕がよくわかる簿記シリーズを強くお勧めする理由は、

 

過去問テキストの第一部、

「TAC式 出題別攻略テクニック編」が最強すぎるからです。

正直、これだけやってりゃ受かるのではないか?と思われるほどよくできてます。

(個人的な意見ですが笑)

 

過去問と並行して、第1部を4~5周は解きなおしましょう。

この問題達がミスなくできるようになれば、もう合格目前です。

 

僕は不安も大きかったため、過去問も8年分くらいは解きました。

過去問を繰り返し解くことは非常に重要です。

 

そして直前期はひたすら第1部をときました…。

模試や他の問題集などもありますが、上記3冊あれば、十分合格できます。

むしろ、他のテキストに手を出して、労力が分散してしまわないよう注意すべきと考えます。

 

 

まとめ

 

社会人は勉強時間がとりにくく、効率よく学習をすすめていくことが大切です。

計画は念入りにたて、事前の準備は怠らないようにしましょう。

僕の勉強方法も、「効率」に重点をおいています。

2級に合格したことで、仕事でもいかせたり、理解できる範囲が広がりました。

応援しています!!

 

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就活生/新入社員必見!工場経理の業務(その4:原価計算)

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工場経理業務の紹介、最終回は、原価計算です。

 

実は僕、担当業務の一つに原価計算があり、がっつり片足突っ込んでいます。

 

メーカーの、しかも、工場経理でしか体験できない原価計算業務の実態について、以下に述べていきます。

 

 

月次の原価計算業務の流れ(弊社の場合)

僕の会社では月次原価計算を行い、原価を確定しています。

月中は問い合わせ対応や、トラブルが起きた時の原価への影響を現場の製造部とともに火消しに走ったり、棚卸や原材料の受払体制の確立・管理などを、行なっています。

 

月初に原価を確定させるために、工場経理の原価計算業務は営業日1日目と、2日目が量としては最大になります。

 

原価計算を行うには金額データ(当該月にいくら使ったか)物量データ(どれくらいの原材料を消費して、どれくらい製品を作ったか)を把握する必要があります。

 

物量データは現場で管理しているため、各製品について、現場の担当者が、生産記録表を作成します。

 

月末及び営業日1日目に現場から送られてくるこの物量データを元に、経理は原価計算システムを回します。

 

物量データを管理するシステム、金額データを管理するシステム、そして、原価計算を実際に行うシステムは、厳密には別々のシステムであり、原価計算をするたびに物量データと金額データを取り込まなければなりません。

 

例えば、現場から、「A材料の投入量と、月末の在庫量の数値を逆にして入力してしまいました!」と連絡があったとしましょう。(入力は人が行うため、しばしば起こります。)

 

 

経理は物量データを修正しに行きますが、その度に原価計算のシステムを回し、システム上のエラーを治して行きます。システムがうまく回るように、エラーを治していくことも経理の仕事となっています。

 

全社の締め切りがあるため、これを時間内に行っていかなければなりません。

 

また工場間で原料や仕掛品(製造途中の製品)を、渡したり、受け取ったりして製品を製造することも多くあり、この単価の変動で、原価が多少動くこともあります。

 

全社で原価計算を回し、営業日2日目にその結果を現場に投げて、数値がおかしくなければそのまま確定、異常があれば経理にて修正を行います。

 

経理が作っているのはモノではなく「数字」

最終的には、費目(労務費や材料費など)単位当たり原価などが記載された製造原価表が作成されます。経理は原価計算システムを回していく過程で、原価に異常がないか?をくまなくチェックして行きます。

 

システムによって作成された原価をはじめて目にするのは経理です。現場に聞く前に、経理が原価に異常があると判断できれば、スムーズに対処していけます。

 

ここが原価計算担当の工場経理にとってもっとも大事なポイントあり、すなわち、自工場で作成されている全ての製品の原価(数字)をみて、異常を察知できる必要があるということです。

 

異常は、システム上のエラーが解消しきれていなかったり、あるいはヒューマンエラーだったりと、原因は様々です。この考えうる様々な原因の中から、もっとも疑わしい事柄を、経験と知識から判断して、探し当てていくのが工場経理の仕事なのです。

 

僕も昨年、経理に来てから、ある製品の原価を担当することになりました。はじめは、原価を計算するのだから、その製品に愛着も出てくるのかな?と単純に思っていました。

 

が、大して出て来ませんでした、、笑

(これからかもです)

 

結局、経理が作っているのはどこまでいってもモノではなく「数字」なのだなと最近は思います。確かに、計算をしてるのは実際にはコンピューターなのですが、人的ミス、システム上のエラーを含め、全てをコントロールしているのは経理です。

 

トライアンドエラーを繰り返して作成される製造原価表も一種の「製品」かもしれません。経理はこういう感覚が好きな人が向いてると思います。笑

 

ご質問等あれば、気軽に連絡いただければと思います。それでは、以上!!

 

 

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