【若手経理マンが綴る】工場経理のイメージと実際
経理って何してんだ・・・?
こう抱く人も多いはずです。
僕は学生時代、そもそも経理という職種に興味さえありませんでした笑
世間が抱く「経理」のイメージに対して、入社2年目の僕がその実態をせきららに綴ります。
1.真面目・几帳面・無口
まあこれはぶっちゃけ人によるんじゃないでしょうか。
僕の課の経理の人々は、プライベートだとまったくこういう感じではないですね。
むしろ、アウトドア派もいれば、飲み会が好きな人もいれば・・・って感じで、
まさにダイバーシティです。
ただ、仕事にはこういった面が必要とされるため、上記イメージがついているのだと思います。旅費や伝票、その他データの入力が必要となる場面では、他部署の人たちのミスを指摘したりすることもあるため、几帳面で、細かいと思われることが、実際にはあると思います。
しかし、それ、仕事でやってるだけであって、好きでやってるわけじゃありません笑(少なくとも僕はそうです)
入力ミスされると、システムでエラーでることもあるし、伝票が適当だと、会計監査のときに何言われるかわかったものではないので、そうなるだけです。
無口、というのも、会社や組織によるのかな~。うちはそんなことないんですがね・・・。
2.地味で単調な作業をコツコツとこなしていく
これは否定はできないっすね。
経理業務の基本は、日々の経費処理を行ったり、報告資料を作成したり、など
同じような業務を毎月回してくことです。決算時も、やることは、大体同じです。
ただ、地道な作業を繰り返すことによる気づきが、業務効率化のためのアイデアを生むこともあります。システム化ができるようなプロジェクトに関われると、経理としては、面白いと思います。
また、トラブルが起きたときには、他部署の人と関わっていくことが必要となります。
ここまで書いて、経理ってホント陰キャラだなって自分で思ってきましたが、他の人とコミュニケーションがとれないと、経理としての職務をしっかりまっとうできるか怪しいと思います。「経理=陰キャラ」というイメージはおかしい!!
3.運動不足
おっしゃる通りです。
4.長年働いている、お局様(独身)が組織を牛耳っており、社長なみの権力をもっている。
これは都市伝説…と思ったあなた!!!
案外嘘ではないかもしれませんよ。
僕の課にも、40代独身の先輩がおります。女性です。
さすがに社長なみの権力はもっていませんが、なぜか僕の上司は、旅行や出張の際には、かならずその人にお土産を買っていきます。
役職的には、僕の上司の方が上なのですが笑
この関係はなんなんですかね。
ちなみに噂話とか大好きなので、変なことすると一瞬で消される可能性はあります笑
ほんと怖いっすね~~~(席は僕の隣にいらっしゃいます、許して)
まとめ
皆さんが抱く世間的な経理のイメージとだいたい一緒でしょうか。笑
まあ究極的にはその部署の雰囲気にもよるのですすが、経理、思ってるほど悪くないよってことが言いたかったのです。以上!!
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ゆとり世代からみる地方工場
僕はいわゆる「ゆとり世代」です。
小学生の中盤から後半くらいに土曜授業がなくなって、とても喜んだ世代です。そしてそれが当たり前の世代です。
ゆとり世代といえば、ストレスに弱いだとか、仕事よりもプライベートを優先するだとか、散々ディスられてきた世代でもあります。
そして、そんなゆとり世代の僕は、いま、地方の工場にいます。
僕の工場では、とにかくイベントが多いです。ソフトボール大会や、オセロ大会、バトミントン大会、その他もろもろ合わせると、一年中なにかあるといっても過言ではありません。
あと休日も会社の人同士でなにかしてることが多いですね。
村社会的な要素が多くある
地方工場は、基本的に周りに何もなく、閉鎖的な空間と言って良いと思います。
工場の周りに住んでる人の大多数が会社のひとなのではないかと思うことさえあります。
僕の工場で仕事する人たちは、多くがそこで勤務し続けて一生を終えると思います。
僕のようなゆとり世代は「年功序列は崩壊した」とか「大企業でも潰れるときは潰れる」とかいったような思想を持ってることが多いので、彼らの、あまり外に目を向けない態度に違和感を覚えることもあります。
でも、入社して何ヶ月かすると、それにも慣れてくるものです。本社に戻ったときがこわいですね、、。
工場は「人」が働いている場所
工場にいると、工場vs事業部・本社の対立軸をしばしば感じます。
その一つとして、工場は「人」が働いている場所だ、という指摘があります。
この言葉は、本社に行った人の多くが口にします。
工場には、高卒の現場たたき上げの人が多くいて、勤務時間もきっちり管理されます。
(工場で無駄に働くと労務費の増加として原価に影響します。)
対して、本社勤務の人は、大卒の人が多く、勤務時間もかなり増えるようです。
出世競争的なものも、工場よりは、身近に感じられそうな気がします。
そうすると、本社では、雰囲気がピリピリしていて、誰も無駄話をしない、といったこ
とになるそうです。
僕の前任の工場経理だった先輩は、入社4年目で本社の財務部に異動となりましたが、
たまにかかってくる電話の声が小さくて聞き取れません。
周りが静かすぎて、話しづらいようです。
逆に工場では、世間話を隣のベテラン経理おばさんと10分~15分くらいずっとして
いることもあります。盛り上がることもあります笑
そういった意味では、工場は、ゆとり世代に向いてる気もしますが、どうでしょうか。
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経理に配属された新入社員達へ
経理になりたかった人も、そうでない人も、そろそろ最初の配属が決まる頃ではないだろうか。
僕も数年前、経理に配属されましたが、その時点では、そもそも経理って何してんの?って感じでした。とりあえずパソコンの前にずっといるようなイメージしかありませんでした。
そんな経理職について、その特徴を以下に挙げてみました。
1. 基本的にパソコンの前にいる。
これは僕にとっては最初慣れるまで大変でした。何しろ本当に一日中同じイスに座っていることもザラにあるからです(昼食時以外)。
トイレに行ったり、コピー機まで歩いて行くのを待ち遠しく感じたこともありました。
もちろん、席を立って身体を動かしたりするのは自由ですが、新人の時は、そう簡単にもいかず、もどかしい思いをしました。
これは1年経った今でもそうですが、慣れてきたのと、最近では自分の裁量で現場や各課に赴いて、話を聞いたりする機会が増えたので、時が経てばマシにはなってくるはずです。
2.知識と経験がモノを言う世界
営業の人たちは体当たりで仕事をとってきて…というザックリとしたイメージがありますが、経理は知識がないと仕事ができません(どんな職種もそうだと思いますが経理は特に)。もちろん、データの入力作業は、何も知らなくてもできますが、その処理が会計的に正しいかどうかは知識がないとわからないわけです。
また知識及び経験がないと現場からの問い合わせに答えることが、全くできません。
「ソフトウェアの費用の処理は…?」「この購買品は固定資産?それとも修繕費?」などといった質問は、往々にして多くありますが、最初、答えることができませんでした。
1年経つと知識も増えてきて、こたえられることも増えてきますが、まだまだ知識も経験も足りないと思うことばかりです。
3.繁忙期が明確であるため休暇の予定は立てやすい。
これは経理でよかったなと思う点でもあります。経理は決算や原価計算の関係で、確かに月末月初は忙しいです。
期限までにデータを打ち込まないと、システムが回らないため、繁忙期は残業も増えます。
その代わりに、月中は比較的に早めに帰れます。有給休暇も月中であれば予定通り取れるため、旅行などの計画も立てやすいです。
本社では、月初が終わったら1週間程バカンスに行く人もいるらしいです。(聞いた話なので信憑性は謎)
4.やりがいは、最初は感じにくい。そう思うことにした。
「やりがいを感じるのはどんなときなんですか?」と先輩に聞いたことがあります。その人は、「大きな達成感を感じることは少ないが、月初が終わって、現場から何も言われなかったときは、自分にミスがないことがわかってホッとする。」と言っていました。
これは1年経つと非常によくわかります。現場の思惑と異なる数字が帳票に表れているとき、その原因は、経理のデータの入力ミスだったりするわけです。
月末月初で処理量が多いと、信じられないミスをしてしまうこともあります。その金額が大きければ、現場に大きな迷惑をかけることになります。
僕も数回やったことがあります。その時は、金額が小さかったので謝って何とかなりましたが、何もないとホッとするのは今になって本当によくわかります。
また、2.と関連しますが、逆に考えると、経験と知識さえあれば、色々と自分で考えて、問題に対する解決策を練れるし、経理的な知識を生かして現場の人と協力して課題を解決することもできます。
Ya○○○!知恵袋に、経理の良さは10年やらないとわからないという投稿があった記憶があります。
ということで、まだわかりません笑
が、経理に配属された人はとりあえずそこで頑張ってみる、というのも手の1つだと思いますよ!
▽経理業務を知りたい人たちへ
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まさかの経理
僕は意図せずして経理になってしまいました。
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