後期試験までの期間はマジで辛いけど本当に頑張って受けてほしい
大学受験の後期試験。
センター試験が終わり、私大ラッシュも終わり、国公立前期試験を受け、それでもまだ、受験を続ける人が世の中にはいます。
受験生に最後に残されたチャンス、それが後期試験です。
間違いなくこの時期が一番辛い
私大の試験が終わり、国公立大学の前期試験が終わった2月下旬から後期試験までの3月中旬までの間、これが僕の受験生活の中で最も辛かった期間です。
当時、僕はセンター試験に失敗し、前期試験は第1志望校ではなく、ランクを下げて第2志望の大学を受験しました。
しかし、結果は振るわず、前期での合格は厳しいことを覚悟しました。
滑り止めのために受けていた私大もことごとく不合格に終わり、後期試験に臨みをかけることとなりました。
この時期、友人たちはどんどん受験生活を終えていきました。
通っていた地元の図書館からも、人が一気に消えました。
彼らとは別に知り合いでもなかったし、話したこともほとんどなかったのですが、これはメンタルにくるものがありました。
彼らも、受験を終えたのか、と。
これまで別に強く意識することなんてなかったのに。いなくなると、それはそれで寂しいじゃないか。
そう思うこともあるかもしれません。
後期試験を受ける受験生は圧倒的マイノリティなのです。この事実を、まずは受け入れなければなりません。
後期試験受験は孤独との戦い
僕は全ての大学に落ちていたからこそ、後期試験に必死で取り組めたんだと思います。
実際には、ほとんどの人間が、後期試験を受験しません。
受験において、第1志望校に合格できる人は多くありません。現実は、国公立の前期試験までに滑り止めで合格した私大があれば、大抵の人がそこにいきます。
中には、結果に満足したというよりは、受験を早く終えたかったという人も結構いました。
僕の場合、後期試験は得意の数学一本勝負であったため全力で取り組みました。
この時期、ツイッターは見ない方がいいと思います。自分が一人頑張っている中、友人達が楽しそうにしてるのを見るのは、やっぱりきついです。
孤独と向き合うしかありません。
実際後期試験を受けるとなると、受験を終えるまで、なかなか友人にも連絡をとりづらいものです。友人側からしても、気をそらせてはいけないと、連絡をいれずにいる場合が多いです。
この時期は、やると決めたらやると言い聞かせてやるしかないのだと思います。何せ、ここで気を抜いたら一生後悔することになるのかもしれないのですから。
東日本大震災
そして迎えた受験日前日、忘れもしない、東日本大震災が起きました。
僕は関東にいましたが、関東でさえ、震度5強でした。
大学側も、さすがにその次の日に試験はできなく、延期となりました。
1週間ほど延期となったと記憶しています。
猛勉しました。
ここで、やらなければいつやるんだと。
もう気持ちは完全に切れかけていましたが。
自分に言い聞かせました。
心を無にして勉強しました。
しかし、その数日後、
試験「延期」ではなく「中止」の連絡が大学HPからありました。
結果はセンター試験の点数で決めると。
それを見た瞬間、号泣しました。
家のリビングの絨毯の上で。
本気で悔しくて泣きました。
失敗したセンターの点数では受かるはずがない…
まさか、努力の成果を出すための舞台さえ与えられないなんて。
ある程度浪人は覚悟してました。
もはや結果なんてどうでもよくて、ただ受けさせて欲しかった。
あの時の悔しさは、今でもリアルに覚えています。
悔いのない受験生活を
僕はそれから1年浪人して、現役時代の第1志望校に合格しました。
浪人時代の1年もキツかったですが、それを含めても、受験生活において、あの、前期が終わってから後期試験までの間ほど、きつい期間はありませんでした。
この間、多くの人が、自分の弱さに負けて、脱落していきます。
努力は報われるとは限りません。
ですが、結果を出す人は必ず努力しているものです。
ここが正念場なのです。
後期試験を受ける人へ、悔いのない受験生活にしてください。
この間に、あなたと同じ想いで、必死で勉強してる人が、世の中には、絶対にいます。
是非がんばって。健闘を祈っています!
▼最後まで読んでいただきありがとうございます!スターやツイッターなど、ポチッと押していただけると大変励みになります!