メーカー経理マン雑記

学生時代には経理になるなんて全く考えてなかった人のブログ。経理の実態、就活などについて思うこと書きます。

TOKIO騒動の過剰報道にみるアイドルとメディア

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TOKIO山口メンバーが世間を騒がせています。

 

未成年に対する強制わいせつの件ですね。TOKIOは、他のアイドルと違って農業をやったり、島で生活したりと、個人的には好感が持てるアイドルでした。

 

鉄腕DASH!は中高生のときほとんど毎週見ていました。

 

そんなTOKIOに関して色々と報道がなされています。

 

 

何やっても結局非難するよねメディアは 

まず、今回の件に関して、山口メンバーの未成年に対する強制わいせつは、言語道断の事件であり、許されるものではありません。

 

いくら酒を飲んでいたからといって、芸能人としての意識に欠けるものであったなと思ってしまいました

 

そして、山口メンバーが個人として会見を行い、TOKIOに戻りたい旨の発言をし、これがメディアから叩かれていますよね。

 

その後、TOKIOの残りの4人も会見を行いました。

 

90分間に渡るこの会見では、今後の具体的なプランが見えてこず、これまた一部メディアの非難を浴びています。

 

そもそも意味があるのか?といった意見も調べるとあるみたいですね。

 

個人的には、この問題に対するメディアの報道の仕方は異常なのではないかと思ってしまいます。

 

もっと他に報道すべきことあるんじゃねぇの?と。

 

この手の芸能人の事件に関して、メディアというのは何をしても非難するという形をとります。

 

SMAP会見のときと似たようなものを感じます。まあ、この謝罪会見と今回のTOKIOの謝罪会見は性質が違いますけどね。

 

SMAPの場合、この人達、なんで、謝ってるんだ?という感じでした。解散するかもしれないということで、世間を騒がせてしまったのは事実ですが、そこまでして謝るものなのか?というのを強く感じたのを覚えています。

 

ジャニーズ事務所という組織の闇をみた気がしました。

 

今回のTOKIOの場合、メンバーが明らかに犯罪を犯しているので、謝る、という行為自体は、流れとしては納得はできます。

 

TOKIOの他のメンバーが謝るべきかどうかは置いておいて。

 

色々と報道がされていく中で、世論というのはつくられてしまいがちです。

 

過剰な報道は、問題の本質を見失わせるだけなのかなと思っています。

 

 

TOKIOは珍しいタイプのアイドル

謝罪会見は今後の具体的な動きが見えてこず、曖昧なままだったという意見があります。

 

そもそも本件は、山口メンバー個人の問題であり、TOKIOが謝っても意味がない、といった報道もありますね。

 

ただ、僕は会見をみて、意味がなかったとはまったく思いません。

 

謝罪会見は、報道陣の質問に対して出来る限り回答をしようという姿勢が感じられました。率直に誠意を感じました。これが政治家だったらあんな会見になるのでしょうか。

 

そういった意味で彼ら(TOKIO)のイメージを守ることには成功したのではないでしょうか。

 

メディアは結論が出ていないとか、意味がないといった非難をしますが、実際はそんなことないと思います。

 

とくに松岡くんの泣きながらの主張には説得力がありました。

 

山口メンバーを「甘え」と切り捨てた一方で、(TOKIOとして活動したい思いも捨てきれず)すぐに辞めろとは言えなかった、という彼の主張は事実なんだと思います。

 

彼らは彼らなりに悩んでいるのであって、それを会見をすることによって早い段階で世の中に伝えることができました。彼らの誠意は少なくとも僕には伝わってきました。

 

また、これも会見に意味がないといった意見に対する反論ですが、TOKIOの性質上、アイドルとしては珍しく、彼らは公共的な事業にも積極的に関わっていくタイプでした。

 

農業をやるアイドルは、多くはないはずです。彼らの強みの一部だと思います。

 

結論は出ていなくても、会見で彼らの誠意が十分に伝われば、TOKIOというアイドルのイメージを守ることには繋がります。

 

そういった意味で今回の会見を捉えるのが良いのではないでしょうか。

 

 

とはいえ世論と法律はちがう

本件に関しては、示談が成立し、被害届は取り下げられているといった報道が既になされています。

 

だからなんでここまで叩くんだ?といった意見もありますね。

 

ここに関しては、僕はそうは思っていません。

 

法律の世界と世論は違います。

世の中というのは多くのグレーな部分でつくられているのです。

 

白黒はっきりつけられないことは、仕事しているとよくあります。

 

誠実さと罪は別物です。

 

いくらTOKIOが謝罪会見をしても、山口メンバーが罪を犯した事実は消えません。

 

そして、世の中というのはそういうものに過敏に反応するものです。

 

性犯罪なんてしたら、普通の会社では即刻クビです。

 

世論というのはグレーな世界です。

SNSが発達してよりこの構造に拍車がかかっているなと最近は感じます。

 

示談が成立しているから、ということでは世の中は許してくれないと思います。

 

この意見をきくと、「とはいえ世論はそういう風にはつくられていないよなぁ」とは感じてしまいます。

 

 

本当に大事なのは被害者のケア

今最も大事なのは、TOKIOがどうとか、山口メンバーがどうとかではなく、被害者のケアだと思います。

 

加害者である山口メンバーの意見や、(言い方は悪いですが)その取り巻きであるTOKIOの方々の意見がメディアに露出することは、被害者の方にとって、プラスに働くとは思えません。

 

そして、TOKIOの方々も度々口にしていましたが、TOKIOとしては、個人の仕事もあるわけで、それをプロとして完遂していくだけなわけです。

 

山口メンバーが犯罪を犯したことは、彼個人の問題なのであって、TOKIOとしてまずもって出来ることは、目の前の仕事をプロとして遂行することなのです。

 

そして、被害者の心の傷が少しでも軽くなるように、メディアは配慮すべきなのではないでしょうか。

 

知りたい人が多いからといって、過剰な報道をするようではいけないと思いますが。

 

この辺り、どうにかならないのかなぁと20代の僕は思うのです。

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