就活が終わらない人には得てして真面目な人が多いと思うんだ
昨今の日本の就活は混迷を極めています。
就活生のみなさん、本当にお疲れ様です。
就活をしていると、どうしても周りとの差が出てきます。つまり、どれだけはやく内々定を貰えるかです。このタイミングは人によって異なります。
自分の周りの人々が徐々に内々定を得て、就活を辞めていくのをみると、
かなり辛い、という人もでてくると思います。
就活が終わらない人の特徴として、以下の2つがあると思います。
①就活の準備が遅かった、もしくは、不十分だった人
②準備はしているが、真面目で嘘がつけない性格の人
①については、巷でもよく言われているので割愛します。
以下では②について、考えてみましょう。
就活で損をするのは、真面目で嘘がつけない人だと思います。正直者が損をする。でも、そんなの絶対におかしい。…おかしいのです!!
1.就活のポイントは自分をいかによくみせるか
多くの就活関連の記事を見ると、「嘘をついて自分を誇張してアピールし、その結果、内定を貰っても、ミスマッチに繋がるだけである」といったことがよく書かれています。
しかし、実際は、嘘で塗り固めた自己PRで最後まで突破する輩が少なからずいます。
本当にいます。
しかも、いわゆる大企業に入って辞めずに働き続けている人もいます。
彼らからすれば、「1」の経験を「10」に見せることは、難しくないですし、
さらに言えば「0」から「10」を作って喋ることもあるみたいです。
就活とは、そういう世界であり、彼らと戦っていかなければならないのです。
面接会場とは、自分の経験を語る場ではなく、自分をいかに良く見せるかをとことんまで追求しなければ、生き残れない戦場なのです。
2.正直で真面目な人が、内定を貰えない理由
正直な人は、自分の素の経験を、そのまま話してしまう傾向があります。
「8」の経験を「8」のまま話してしまうのです。
これだと、嘘かホントかわからない経験「10」の人に負けてしまいます。
これは、就活生が話す内容を、面接官が真実だと判定する証拠は、どこにもなく、実質確かめることは不可能であることにも起因しています。
同じエピソードでも、何を強調するかによって、与える印象は異なります。
「0」を「1」にするのは噓ですが、「1」を「2」に見えるように話すのは、嘘ではなく、テクニックです。同じエピソードでも、協調性をアピールするのか、リーダーシップをアピールするのか、それとも両方アピールするのか、は話し方によって大きく変わってきます。
就活生は、この点について、突き詰めて考えていくべきかと思います。
3.嘘でも「第一志望です。」と言おう。
個人的には、ここだけは、嘘をついてでも言うべきだと思います。
正直な人が良く躓くポイントはここです。
面接で、志望度を聞かれることはよくあると思います。
例え、「第一志望」は嘘だとしても、その企業に熱意をみせることは非常に重要です。
特に、最終面接でばかり、落とされてしまう人は、「熱意」をみせることが、
足りないのかもしれません。
そして、副次的な効果ですが、一つ内々定を貰ってしまえば、自信がでてきて、面接時の余裕に繋がります。また、内々定を貰っていながら、就活を続けているということは、面接官からすれば、自社企業に対する志望度は高い、と判断する客観的な指標にもなり得ます。
繰り返しますが、「第一志望です。」だけは、嘘でも言った方がいいと思います。
就活生のみなさん、就活生、応援しています。
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