メーカー経理マン雑記

学生時代には経理になるなんて全く考えてなかった人のブログ。経理の実態、就活などについて思うこと書きます。

就活の闇〜面接前に知りたかった日本の就活のリアル〜

 

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今、日本の就活は大きな転換点を迎えている気がします。

 

いつの時代も大人達の勝手な事情に翻弄される日本の就活生は本当に大変だと思います。

 

僕も、数年前、就活をしました。

 

その中で、本当にあった実話のみ以下に記載します。決して就活を舐めてはいけません。

 

世の中には、どんな手を使ってでも、あなたを無理矢理「就社」させようとする人達がたくさんいるのですから、

 

 

1.内定を出してもらえたと思ったら2時間拘束されて、次に予定をいれていた第一志望の企業の面接にいけなかった。

面接解禁直後は、面接日程が被ることも多く、スケジュール的にタイトになる可能性が高いと思います。予定より後ろ倒しになる可能性は十分に考えられるので、特に志望度の高い企業の面接を入れる際は、注意しましょう。

 

内定を出すという名目で、「もう就活やめるよね?」的な会話をされ続け、予定時間を大幅にすぎて、面接を受けられなくなった事例が実際にあります。

 

こうなってしまってからでは遅いので時には見切りをつけることも必要です。

そんな時間稼ぎをしてくる企業は、どうせ大した企業ではありません。

 

 

2.内定だすからといって、その場で他の会社に選考辞退の電話をかけさせられる。

いわゆる「オワハラ(就活終われハラスメント)」ですね。

でも企業も必死なのでこういうこと平気で強要してくるところもあります。

僕は幸いにもこのようなことはありませんでしたが、実際会社にはいってみると、

このような場合、選考辞退の電話をしてしまったとしても、その後もう一度かけ直し、

「別の会社に強要されたものだった」という旨を説明すれば、許してくれる会社もあります。(僕の会社はそうです。人事部の同期に聞きました。)

 

対抗策としては、「親や友人に電話かけてなりかわってもらう」というのもあります。いずれにせよ用意しておくに越したことはないと思います。

 

 

3.情に訴えかけてくる。

面接が最終段階になるにつれて、内定出す代わりにもう就活はやめてね、とか、内定辞退だけはやめてね、とか暗に醸し出してくる会社は多くあります。

 

そのような会社は決まって、「君のために、多くの人の時間と、お金がかかっている(だから君も誠意をもって対応するのが筋だよね)」ということを主張してくると思います。

 

個人的には、このようなアプローチをされた際には、「就活やめます(だから御社いきます)」と嘘でも言ってしまうのが良いと思っています。(もちろん賛否両論あると思いますが)

 

だって、あなた達(企業の人)は、それでお金もらってるんでしょ?

それが仕事なんでしょ?たとえ内定断られても、それで嫌な思いしたとしても、

お金もらえるんでしょ?

 

これ不公平だと思うんですよね。

就活生が、内定を辞退すると、だいたい嫌味を言われたり、呼び出されたり、挙句の果てにはキレられることもあります。

それで就活生は確実に嫌な思いをするでしょう。

 

それなのに、就活生は何も貰えないんですよ。

企業の人は、それでもお金を貰える。だったら見逃してくれよ!!と思うんですけどね。

 

 

4.内定辞退したら、めっちゃ詰められる。

 50代くらいの人事の人で、「内定辞退したら、会社に呼んで、ある程度は嫌な思いをしてもらうのが筋でしょ」といった人がいました。

 

でも、今の時代と、当時(今の50代の方々)では、就活の様相はまったく異なっていますよね。

 

今は、リクナビマイナビのおかげで、多くの会社にエントリーができます。1度にボタン1つで何社もエントリーできます。不特定多数の売り手(就活生)と不特定多数の買い手(企業)が存在しています。自由競争です。

 

内定辞退したら呼び出すって、暇なの?って感じですし、それこそ経理からしたら、コスト意識なさすぎです。あなたの労務費考えてよって感じです。

 

例えば、

スーパーでソーセージの試食をしていて、お客さんに食べては貰えたけど、買ってもらえなかったという場合に、それでキレ始める店員さんているんですか?

 

そんな店には二度と行かないですよね。キレる方も、キレたからといって、ソーセージを買ってもらえるわけではないですよね。

 

でも、自由競争とはそういうことだと思っています。就活も、(幸か不幸か)その段階まで来てしまっています。

 

就活生の方も、別に嘘をつきたくて就活してるわけではないんです…。

(例えば志望度を聞かれた時には「第一志望です」と言わざるを得ないと思います。)

企業の人には、是非寛大な心で、採用活動にあたってほしいなと思います。

 

 

最後に

色々と書いてしまいましたが、そんな僕も、もう学生ではなく企業側の人間になってしまったため、今後考え方が変わってくるかもしれません。企業からしたら、採用活動は本当に大事な業務です。就活生の皆さんが、企業の人とお話しする際は(それが例え意に添わぬ会合だとしても)できる限り誠意をもって対応してほしいなあと思っています。 以上!!

 

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