メーカー経理マン雑記

学生時代には経理になるなんて全く考えてなかった人のブログ。経理の実態、就活などについて思うこと書きます。

就活生/新入社員必見!工場経理の仕事(出納)

 

               

工場経理の業務は、普通の人からすれば、全く想像がつかないと思います。

メーカーの経理、特にその中でも、工場経理の業務は、独特なものがあると思います。

 

大別すると、工場経理の仕事は以下の4つになります。

1.出納 2.経費振替 3.固定資産 4.原価計算

 

 

出納

出納とは、現預金の管理を指します。

 

手元にある現金、及び預金の管理、関係会社への支払い/請求のコントロールなど、その業務は多岐に渡ります。

 

預金に入金があった時点で、こちらでもっている債権(=お金をもらえる権利)と照合し、残高と消していきます。これを経理用語で「消込(けしこみ)」と呼び、出納担当者の業務の一つです。

 

相手会社から自社の預金口座に入金があったとき、または、自動引落の契約を結んでいて、自社の預金口座からお金が引き落とされたとき、など、預金が動いたときには、必ず、記録をつけなければなりません。

 

(現在では自動化していることも多くある業務ではありますが、それでもすべてを自動で処理することは難しそうです。)

 

買掛金と売掛金の照合

また、僕が、一番泣きそうになったのは、関係会社の売掛金とその会社に対する自社の買掛金残高を照合していく業務です。

 

これは、決算の時期に発生する業務です。会社間で、お互いに「この残高で間違ってないよね?抜け漏れがあるなら決算の前に直すから教えてね!」というやりとりです。

 

このとき、どうしても残高が合わず、原因を探るために、買掛金と売掛金の残高の明細を一つずつ照合して、潰していくという地道な作業を行いました。初めてで要領もつかめていなかったため、すべて終えるのに丸1日かかりました。笑

 

 

問い合わせも結構ある

出納担当者は現場や関係会社からの問い合わせも少なくないと思っています。(他の会社の工場経理は違うのかもしれませんが・・・)

 

現場からは、他社に対する費用が発生したり、収入金が発生する場合に、どのような勘定で処理すればよいのか、よく聞かれます。関係会社からも、請求書の残高や、お互いの債権・債務で確認を行ったりと、何かと連絡をとることが多いのです。

 

伝票のチェック

社員の経費精算も出納担当者の重要な業務です。

 

会社で発生した費用を適正な勘定、及び適正な仕訳でもって現場に処理してもらう必要があります。多くの会社で、その指導・統括も出納担当者の業務に入ってくると思います。

 

大きな会社になれば、監査法人による会計監査、及び、国税庁による税務調査を受ける可能性があります。日々の仕訳の記録である「伝票」は、監査の対象です。ここに不備があると、疑われて、どんどん突っ込まれてしまいます。

 

会計上問題があれば、それはコンプライアンスの問題にも発展しますし、税務調査で脱税が発覚すれば、追徴課税として、通常の数倍の税金を納めなければならなくなることもあるのです。

 

このようなリスクを地道に潰していくのも、出納業務の一つです。

 

経理としては、会計士にも税務調査官にも、胸を張って出せる書類にしたいため、現場からは嫌われるかも知れません。(現場の人々からすれば、どうでもいいようなことにこだわったりしなければならないためです。)

 

以上、今回は出納についてでした。

 

次回は、経費振替についてです。

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就活が終わらない人には得てして真面目な人が多いと思うんだ

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昨今の日本の就活は混迷を極めています。

就活生のみなさん、本当にお疲れ様です。

 

就活をしていると、どうしても周りとの差が出てきます。つまり、どれだけはやく内々定を貰えるかです。このタイミングは人によって異なります。

 

自分の周りの人々が徐々に内々定を得て、就活を辞めていくのをみると、

かなり辛い、という人もでてくると思います。

 

就活が終わらない人の特徴として、以下の2つがあると思います。

①就活の準備が遅かった、もしくは、不十分だった人

②準備はしているが、真面目で嘘がつけない性格の人

 

①については、巷でもよく言われているので割愛します。

以下では②について、考えてみましょう。

 

就活で損をするのは、真面目で嘘がつけない人だと思います。正直者が損をする。でも、そんなの絶対におかしい。…おかしいのです!!

 

 

1.就活のポイントは自分をいかによくみせるか

 

多くの就活関連の記事を見ると、「嘘をついて自分を誇張してアピールし、その結果、内定を貰っても、ミスマッチに繋がるだけである」といったことがよく書かれています。

 

しかし、実際は、嘘で塗り固めた自己PRで最後まで突破する輩が少なからずいます。

 

本当にいます。

 

しかも、いわゆる大企業に入って辞めずに働き続けている人もいます。

 

彼らからすれば、「1」の経験を「10」に見せることは、難しくないですし、

さらに言えば「0」から「10」を作って喋ることもあるみたいです。

 

就活とは、そういう世界であり、彼らと戦っていかなければならないのです。

 

面接会場とは、自分の経験を語る場ではなく、自分をいかに良く見せるかをとことんまで追求しなければ、生き残れない戦場なのです。

 

2.正直で真面目な人が、内定を貰えない理由

 

正直な人は、自分の素の経験を、そのまま話してしまう傾向があります。

「8」の経験を「8」のまま話してしまうのです。

 

これだと、嘘かホントかわからない経験「10」の人に負けてしまいます。

これは、就活生が話す内容を、面接官が真実だと判定する証拠は、どこにもなく、実質確かめることは不可能であることにも起因しています。

 

同じエピソードでも、何を強調するかによって、与える印象は異なります。

「0」を「1」にするのは噓ですが、「1」を「2」に見えるように話すのは、嘘ではなく、テクニックです。同じエピソードでも、協調性をアピールするのか、リーダーシップをアピールするのか、それとも両方アピールするのか、は話し方によって大きく変わってきます。

 

就活生は、この点について、突き詰めて考えていくべきかと思います。

 

3.嘘でも「第一志望です。」と言おう。

 

個人的には、ここだけは、嘘をついてでも言うべきだと思います。

正直な人が良く躓くポイントはここです。

 

面接で、志望度を聞かれることはよくあると思います。

 

例え、「第一志望」は嘘だとしても、その企業に熱意をみせることは非常に重要です。

特に、最終面接でばかり、落とされてしまう人は、「熱意」をみせることが、

足りないのかもしれません。

 

そして、副次的な効果ですが、一つ内々定を貰ってしまえば、自信がでてきて、面接時の余裕に繋がります。また、内々定を貰っていながら、就活を続けているということは、面接官からすれば、自社企業に対する志望度は高い、と判断する客観的な指標にもなり得ます。

 

繰り返しますが、「第一志望です。」だけは、嘘でも言った方がいいと思います。

 

就活生のみなさん、就活生、応援しています。 

 

 

 

 

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受験アスリート

僕は大学受験時、1年間の浪人を経験しました。

 

高校はいわゆる進学校に入学したのですが、僕の所属する部活は県内でも屈指の強豪校であったため、高校時代は3年生までほぼ部活をしていました。

 

浪人が決まり、同じクラスになった人達は、今まで自分の周りにいた人々とは異質な存在でした。

 

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受験に本気でストイックな層の存在

浪人クラスには、現役時、「志望校にあと数点で合格できた」というレベルの人が何人かいました。また、誰もが名前を知るようないわゆる名門私立中高一貫校出身の人々も多くいました。

 

彼らの多くは、それに驕ることなく、ひたむきに勉強を続けて、そのうちの何人かは第一志望校に合格しました。彼らの多くは、高校時代の部活は2年生の中盤から後半で辞めて、その後は受験に専念するというスタイルをとっていました。

 

 

 

文武両道は正義か?

僕は小学校からあるスポーツを始め、それまでずっと部活動で続けてきたことから、なんというか、「文武両道第一主義」といったら語弊があるかもしれませんが、勉強も部活も頑張るのが正義だと思ってきた部分があるのだと思います。

中学校でもほぼ全ての生徒が部活に入りましたし、それが推奨されていました。

 

その後、高校に入学しますが、僕の高校は私立高校で、まさに「文武両道」を掲げていました。実際、全国レベルで勝ち上がる部活も多くありましたし、東大にも毎年合格者を輩出していました。

 

しかし、その実態は、「文武両道」ではなく、「文武分業」でした。

 

部活を頑張る人は、授業はほとんどきいておらず(だいたい寝てる!)、勉強を頑張る人は、部活をそこまで本気でやらないか、そもそも部活に入らない、といった選択肢を取ることが多かったのです。

 

部活でも高い結果を出し、受験でも日本屈指の大学に合格する人は大変稀でした。

 

世間では勉強ばかりしているのは良くない、と良く言われます。

 

僕自身も、スポーツや部活を通じて対人関係やその他にも様々なことを学べたと思うことも多くあるので、その意見自体には一理あるとは思います。しかし、だからと言って、スポーツや部活に入らず、勉強している人たちを一概に蔑むのは筋が違うと考えます。「部活は高校3年生の最後までやるべきだ」という考えを押し付けるのにも今では違和感を感じてしまいます。

 

 

 

中途半端な「文武両道」

世間では、「文武両道」は素晴らしいことだともてはやされます。多くの人が、小学校から中学校にかけて、大人達や、様々なメディアによって、そう刷り込まれるのではないでしょうか。僕もそんな子供の一人だったのだと思います。

 

しかし、「文武両道」は自分の時間をスポーツと勉強という二つのものに振り分けるため、どちらも中途半端で終わる可能性を秘めています。

本気で結果を出したいなら、どちらかは捨て、一本に専念するのが効率的です。

 

 

 

受験アスリートにもっと光を当ててもいい

ここで、浪人時代に話を戻します。僕の周りにいたいわゆる名門私立中高一貫校出身の人々は、受験に対して、大変ストイックでした。もちろん、出身校に関わらず、一定数そういう人々がいました。

 

彼らは予備校の授業では、積極的に講師に質問にいく人が多かったですし、早朝だと予備校の自習室が空いてないため、朝マックで勉強する人もいました。(彼らは当然自習室が閉まる夜10頃まで毎日勉強します。それも、受験直前期ではなく、浪人当初からです。)

 

また、講師に対しては、自分がわかるまで質問を続け、ものにしていくタイプが多かった気がします。

 

模試の結果が思わしくなくて、予備校のスタッフや講師と話しているうちに悔しくて泣いてしまうという人もいました。

 

そして、彼らの多くは、おそらく、自分の志望校に、「筆記試験」で合格したかったはずです。仮に「推薦入試」があったとして(僕のクラスの大学には推薦入試はありませんでしたが)、それで志望校に入れたとしても、嬉しくないはずです。

 

なぜなら、彼らは自分が勉強し、勉強によって結果を出すことに、プライドがあるからです。

 

僕の高校にはここまで勉強にストイックな人はほとんどいませんでした。だいたいが「◯◯大学特進コース」などにはいり、なんとなく勉強しているといった人がほとんどだったのだと思います。

 

物事に対して突き詰めて取り組めるということは、対象が何であれ、凄いことです。

 

僕は「文武両道」を否定しません。ただ、勉強を頑張ってる人は変な奴が多いとか、頭でっかちだとか、そういう偏見に対しては意見したいのです。少なくとも僕が浪人時代に接した「受験アスリート」の人々は、勉強に真摯に取り組んでるからといって、人間的に問題があったり、コミュニケーションがとれなかったり、といったことはありませんでした。それは世の中が作り出した単なる偏見なのです。

 

部活でも勉強でも、何か物事に突き詰めて取組んだ経験は力になるし、自信につながります。力を注ぐ対象に、貴賤はないはずなのです。

 

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海外帰りの人達の傲慢さについて

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就活の時には海外にとても行きたいと思っていました。

 

海外で仕事できるのはかっこいいし、何より自分の「成長」にもつながると言われていたし、国内と比べて役職も上がるため、権限も広がると聞いていたからです。

 

メーカーでは、海外の子会社や支社に赴任して、何年か過ごした後、工場に戻ってくるパターンも珍しくありません。

 

僕の会社では、だいたい海外に赴任すると、日本での役職も出国前より上がって帰って来ます。

 

就活していた時には、「海外に行くと言葉も通じないし、文化も違うからがむしゃらに頑張らないと行けなくなる。それが自分の成長に繋がるんだ!!」という社員の言葉に感化されていました。

 

実際それはあるのかも知れないです。しかしこればかりは、経験したことがないから、僕の口からは何とも言いようがありません。

 

ただ、少なくとも、その「圧倒的成長」を遂げたであろう社員を僕は身近で見ることができています。海外の生活や仕事については知りませんが、海外帰りの人達については、肌感で語ることができると思っています。

 

 

その傲慢さはどこからくるのか

僕が気になるのは彼らの傲慢さです。

これは会社の文化的な要因もあるのでしょうが、海外に行くと、ホテルのような住まいに住むことができます。費用は会社が負担してくれます。家から会社までは送迎がつくこともあるそうです。運転は、自分ではしません。運転手が基本つきます。

 

そういうことに憧れて、海外赴任を希望する人も多いのです。それで、日本に帰って来た途端に、あれもこれもと部下に聞き始めるのです。

手取り足取りやってくれると信じているのです。

 

例えば、市役所の場所とか、そういうったことも、全部教えてくれと言います。(インターネットつかわないのでしょうか…)

 

工場の周りの社宅選びでは、総務部に自宅から工場までの細かな通勤経路まで考慮した案内を要求した人もいました。(しかもそれが完璧にできなかったためにあげくの果てには怒り出す始末だったそうな。)ここ日本だし、自分で考えられない?と思ってしまうのは僕だけでしょうか。

 

そういったことを目の当たりにしているため、僕の中で、海外赴任に対して、あまり良いイメージがなくなってきています。

 

「圧倒的成長」ってそれなの…?

と思ってしまうのです。

もちろん、それで仕事もうまく運べるようになって、自分のキャリアを広げて行く人もたくさんいるのでしょうが、海外に行くことが、必ずしも、プラスな影響を与えるとは僕は思いません。全員が全員が、海外赴任をプラスの経験として生かすことはできないのではないでしょうか。

 

海外赴任で「圧倒的成長」ではなく、海外赴任に単に染まってしまうだけにはなりたくありませんね。

 

 

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就活の闇〜面接前に知りたかった日本の就活のリアル〜

 

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今、日本の就活は大きな転換点を迎えている気がします。

 

いつの時代も大人達の勝手な事情に翻弄される日本の就活生は本当に大変だと思います。

 

僕も、数年前、就活をしました。

 

その中で、本当にあった実話のみ以下に記載します。決して就活を舐めてはいけません。

 

世の中には、どんな手を使ってでも、あなたを無理矢理「就社」させようとする人達がたくさんいるのですから、

 

 

1.内定を出してもらえたと思ったら2時間拘束されて、次に予定をいれていた第一志望の企業の面接にいけなかった。

面接解禁直後は、面接日程が被ることも多く、スケジュール的にタイトになる可能性が高いと思います。予定より後ろ倒しになる可能性は十分に考えられるので、特に志望度の高い企業の面接を入れる際は、注意しましょう。

 

内定を出すという名目で、「もう就活やめるよね?」的な会話をされ続け、予定時間を大幅にすぎて、面接を受けられなくなった事例が実際にあります。

 

こうなってしまってからでは遅いので時には見切りをつけることも必要です。

そんな時間稼ぎをしてくる企業は、どうせ大した企業ではありません。

 

 

2.内定だすからといって、その場で他の会社に選考辞退の電話をかけさせられる。

いわゆる「オワハラ(就活終われハラスメント)」ですね。

でも企業も必死なのでこういうこと平気で強要してくるところもあります。

僕は幸いにもこのようなことはありませんでしたが、実際会社にはいってみると、

このような場合、選考辞退の電話をしてしまったとしても、その後もう一度かけ直し、

「別の会社に強要されたものだった」という旨を説明すれば、許してくれる会社もあります。(僕の会社はそうです。人事部の同期に聞きました。)

 

対抗策としては、「親や友人に電話かけてなりかわってもらう」というのもあります。いずれにせよ用意しておくに越したことはないと思います。

 

 

3.情に訴えかけてくる。

面接が最終段階になるにつれて、内定出す代わりにもう就活はやめてね、とか、内定辞退だけはやめてね、とか暗に醸し出してくる会社は多くあります。

 

そのような会社は決まって、「君のために、多くの人の時間と、お金がかかっている(だから君も誠意をもって対応するのが筋だよね)」ということを主張してくると思います。

 

個人的には、このようなアプローチをされた際には、「就活やめます(だから御社いきます)」と嘘でも言ってしまうのが良いと思っています。(もちろん賛否両論あると思いますが)

 

だって、あなた達(企業の人)は、それでお金もらってるんでしょ?

それが仕事なんでしょ?たとえ内定断られても、それで嫌な思いしたとしても、

お金もらえるんでしょ?

 

これ不公平だと思うんですよね。

就活生が、内定を辞退すると、だいたい嫌味を言われたり、呼び出されたり、挙句の果てにはキレられることもあります。

それで就活生は確実に嫌な思いをするでしょう。

 

それなのに、就活生は何も貰えないんですよ。

企業の人は、それでもお金を貰える。だったら見逃してくれよ!!と思うんですけどね。

 

 

4.内定辞退したら、めっちゃ詰められる。

 50代くらいの人事の人で、「内定辞退したら、会社に呼んで、ある程度は嫌な思いをしてもらうのが筋でしょ」といった人がいました。

 

でも、今の時代と、当時(今の50代の方々)では、就活の様相はまったく異なっていますよね。

 

今は、リクナビマイナビのおかげで、多くの会社にエントリーができます。1度にボタン1つで何社もエントリーできます。不特定多数の売り手(就活生)と不特定多数の買い手(企業)が存在しています。自由競争です。

 

内定辞退したら呼び出すって、暇なの?って感じですし、それこそ経理からしたら、コスト意識なさすぎです。あなたの労務費考えてよって感じです。

 

例えば、

スーパーでソーセージの試食をしていて、お客さんに食べては貰えたけど、買ってもらえなかったという場合に、それでキレ始める店員さんているんですか?

 

そんな店には二度と行かないですよね。キレる方も、キレたからといって、ソーセージを買ってもらえるわけではないですよね。

 

でも、自由競争とはそういうことだと思っています。就活も、(幸か不幸か)その段階まで来てしまっています。

 

就活生の方も、別に嘘をつきたくて就活してるわけではないんです…。

(例えば志望度を聞かれた時には「第一志望です」と言わざるを得ないと思います。)

企業の人には、是非寛大な心で、採用活動にあたってほしいなと思います。

 

 

最後に

色々と書いてしまいましたが、そんな僕も、もう学生ではなく企業側の人間になってしまったため、今後考え方が変わってくるかもしれません。企業からしたら、採用活動は本当に大事な業務です。就活生の皆さんが、企業の人とお話しする際は(それが例え意に添わぬ会合だとしても)できる限り誠意をもって対応してほしいなあと思っています。 以上!!

 

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【若手経理マンが綴る】工場経理のイメージと実際

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経理って何してんだ・・・?

こう抱く人も多いはずです。

僕は学生時代、そもそも経理という職種に興味さえありませんでした笑

 

世間が抱く「経理」のイメージに対して、入社2年目の僕がその実態をせきららに綴ります。

 

 

1.真面目・几帳面・無口

まあこれはぶっちゃけ人によるんじゃないでしょうか。

僕の課の経理の人々は、プライベートだとまったくこういう感じではないですね。

むしろ、アウトドア派もいれば、飲み会が好きな人もいれば・・・って感じで、

まさにダイバーシティです。

 

ただ、仕事にはこういった面が必要とされるため、上記イメージがついているのだと思います。旅費や伝票、その他データの入力が必要となる場面では、他部署の人たちのミスを指摘したりすることもあるため、几帳面で、細かいと思われることが、実際にはあると思います。

 

しかし、それ、仕事でやってるだけであって、好きでやってるわけじゃありません笑(少なくとも僕はそうです)

入力ミスされると、システムでエラーでることもあるし、伝票が適当だと、会計監査のときに何言われるかわかったものではないので、そうなるだけです。

 

無口、というのも、会社や組織によるのかな~。うちはそんなことないんですがね・・・。

 

 

2.地味で単調な作業をコツコツとこなしていく

これは否定はできないっすね。

経理業務の基本は、日々の経費処理を行ったり、報告資料を作成したり、など

同じような業務を毎月回してくことです。決算時も、やることは、大体同じです。

 

ただ、地道な作業を繰り返すことによる気づきが、業務効率化のためのアイデアを生むこともあります。システム化ができるようなプロジェクトに関われると、経理としては、面白いと思います。

 

また、トラブルが起きたときには、他部署の人と関わっていくことが必要となります。

ここまで書いて、経理ってホント陰キャラだなって自分で思ってきましたが、他の人とコミュニケーションがとれないと、経理としての職務をしっかりまっとうできるか怪しいと思います。経理陰キャラ」というイメージはおかしい!!

 

 

3.運動不足

おっしゃる通りです。

 

 

4.長年働いている、お局様(独身)が組織を牛耳っており、社長なみの権力をもっている。

これは都市伝説…と思ったあなた!!!

案外嘘ではないかもしれませんよ

僕の課にも、40代独身の先輩がおります。女性です。

さすがに社長なみの権力はもっていませんが、なぜか僕の上司は、旅行や出張の際には、かならずその人にお土産を買っていきます。

 

役職的には、僕の上司の方が上なのですが笑

この関係はなんなんですかね。

 

ちなみに噂話とか大好きなので、変なことすると一瞬で消される可能性はあります笑

ほんと怖いっすね~~~(席は僕の隣にいらっしゃいます、許して

 

 

まとめ

皆さんが抱く世間的な経理のイメージとだいたい一緒でしょうか。笑

まあ究極的にはその部署の雰囲気にもよるのですすが、経理、思ってるほど悪くないよってことが言いたかったのです。以上!!

 

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ゆとり世代からみる地方工場

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僕はいわゆる「ゆとり世代」です。

小学生の中盤から後半くらいに土曜授業がなくなって、とても喜んだ世代です。そしてそれが当たり前の世代です。

 

ゆとり世代といえば、ストレスに弱いだとか、仕事よりもプライベートを優先するだとか、散々ディスられてきた世代でもあります。

 

そして、そんなゆとり世代の僕は、いま、地方の工場にいます。

 

僕の工場では、とにかくイベントが多いです。ソフトボール大会や、オセロ大会、バトミントン大会、その他もろもろ合わせると、一年中なにかあるといっても過言ではありません。

 

あと休日も会社の人同士でなにかしてることが多いですね。

 

 

村社会的な要素が多くある

地方工場は、基本的に周りに何もなく、閉鎖的な空間と言って良いと思います。

工場の周りに住んでる人の大多数が会社のひとなのではないかと思うことさえあります。

 

僕の工場で仕事する人たちは、多くがそこで勤務し続けて一生を終えると思います。

 

僕のようなゆとり世代は「年功序列は崩壊した」とか「大企業でも潰れるときは潰れる」とかいったような思想を持ってることが多いので、彼らの、あまり外に目を向けない態度に違和感を覚えることもあります。

 

でも、入社して何ヶ月かすると、それにも慣れてくるものです。本社に戻ったときがこわいですね、、。

 

工場は「人」が働いている場所

工場にいると、工場vs事業部・本社の対立軸をしばしば感じます。

その一つとして、工場は「人」が働いている場所だ、という指摘があります。

この言葉は、本社に行った人の多くが口にします。

 

工場には、高卒の現場たたき上げの人が多くいて、勤務時間もきっちり管理されます。

(工場で無駄に働くと労務費の増加として原価に影響します。)

対して、本社勤務の人は、大卒の人が多く、勤務時間もかなり増えるようです。

出世競争的なものも、工場よりは、身近に感じられそうな気がします。

そうすると、本社では、雰囲気がピリピリしていて、誰も無駄話をしない、といったこ

とになるそうです。

 

僕の前任の工場経理だった先輩は、入社4年目で本社の財務部に異動となりましたが、

たまにかかってくる電話の声が小さくて聞き取れません。

周りが静かすぎて、話しづらいようです。

 

逆に工場では、世間話を隣のベテラン経理おばさんと10分~15分くらいずっとして

いることもあります。盛り上がることもあります笑

 

そういった意味では、工場は、ゆとり世代に向いてる気もしますが、どうでしょうか。

 

 

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